プログラム開発を始めるに当たって、まず必要となるのが、開発を行うPC(パソコン)を入手することです。
家電量販店に行くと、たくさんのPCが展示・販売されています。どれを購入したらいいのだろうと迷ってしまいますね。
まず、選択しないといけないのは、OSです。OSの選択肢には、現状3つあるかと思います。
1)Windows
2)Mac
3)Linux
Linuxがプリインストール(最初からインストールされていること)されているPCは少ないので、実質WindowsかMacかの2択になるでしょう。Macを選択すると、メーカはAppleのみとなりますが、Windowsを選択するとメーカの選択も必要となります。
Windows,Macどちらを選択すればいいのでしょう?私なりの選定基準をお話しさせていただきます。
開発ターゲットで選択する
案件として、Windowsのみをターゲットとした仕事は、まだまだ多いのが現状です。.NETデスクトップアプリの開発案件がターゲットとして入っている場合、Windowsパソコンを選択するのがいいと思います。
Macで仮想環境構築アプリ(Parallels Desktop、VMware Fusionなど)を利用すれば、MacでWindowsを動作させることができますので、これらを利用出来る方は、Macでもいいでしょう。ただし、この場合Mac以外に仮想環境構築アプリのライセンス料金(2万円位)、仮想環境で動作させるWindowsのライセンス料金が必要となります。また、最近のM1 Macでは、一般販売されていないARM版Windowsが必要となるなど、ハードルが高くなります。その場合は、仮想OSとして、Intel版Windowsを利用できるIntel Macを中古で購入するなどの対応でもいいでしょう。仮想OSを利用する場合、メモリー16GB以上、内蔵SSD容量1TBなど高スペックのIntel CPU搭載のMacBook Proなどがいいでしょう。
Webアプリ、あるいはPythonなどマルチプラットフォーム対応のターゲットしか対応としない場合は、Macの購入をお勧めします。この場合、M1Macが利用可能で、M1 Mac Book Airでも十分な性能を出すことが可能です。
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